2008年10月16日木曜日

のほほん日記 20081015

私たちはみな生命の川を下っている。

周りの風景を楽しめ、

目をやれば創造者が見えるだろう。

途中で魚を釣り、遊べ、

川岸にカヌーを引き上げて、休め。

ベリーを摘んで樺の樹皮の籠に集めよ。

ブルーベリーを味わえば、創造者の味がするだろう。

火をおこして魚を焼け、

魚を味わえば、創造者の味がするだろう。

杉とセージとコウボウを燃やせ、

創造者の匂いがするだろう。

タバコを置いて四つの方角に

贈り物の礼を言え。

太陽が西に向かうのを眺めよ、

それは創造者の光輝。

仲間に自分の旅について語り、彼らの話も聴け。

火を囲んでお喋りし、

ともに過ごす楽しみを味わえ。

冗談を言え、笑え、楽しめ。

いとこなる火の永遠性に見入れば、

創造者の鼓動に触れるだろう。

祖母なる月が見守る中で休み、よく眠れ。

アメリカインディアン 聖なる言葉  だいわ文庫より

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今夜はとても美しい満月です。
医院の鍵をかけて表通りに出ると、真っ正面に満月が笑っていました。
今日もごくろうさま、よくがんばったね、大丈夫、すべては順調だよ、これでいいよ、大丈夫、大丈夫、と大きなマルをしながら笑っていました。
朝、木々の妖精たちがいくつもの大きな光玉を空に飛ばしているなぁ、雲ひとつない秋晴れの空で何をするんだろう、と思っていましたが、そう、朝から妖精さんたちは大忙しだったのですね。光玉がいっぱい集まって、今夜の満月になったのでした。妖精さんたち、ごくろうさま&ありがとう。
昨夜は雨空でした。地上が雨の時、分厚い雲海の上は雲に反射した美しいお月さまの光で眩しく輝いています。一昨日の夜は、妖精や天使さんたちのお月見だったのです。出雲は神有月。八百万の神さまたちもみんな雲の上でお月さまを愛でながら、楽しんだことでしょう。
そして、今夜は私たちにもお月さまを愛で、楽しませてくれました。
満月の夜は魔女が空を飛び回っています。
妖精さんや天使さんたちの影がそう見えるかもしれません。
心を空に泳がせて、風と一緒に歌を歌っている人だっているでしょう。
懐かしい人と再会している夢だって、宙に浮かび上がってきます。
あるがままに 自分らしく生きている人は、実は魔女なのですね。