2015年9月3日木曜日

おはようさん 2015.9.2.

今日は朝から、ちょっとマイナーな映画ばかりを映画館で5本観てきました。 水曜日はサービスディ 1本1100円 シニアー割引気分です。 なぜ5本? 中谷塾の映画塾の影響で、滅多に映画館で映画を観ることなどなかった私が、最近では平気で「おひとりさま映画」を楽しんでいます。 ちょっと待ち時間があれば、映画を観られないかな? と探します。 そして一日最高が3本だったので、いつか自己記録更新してやろう!と思っていました。 「セバスチャン・サルガド 地球へのラブレター」を観たのがこの映画館で、その時、「なんか面白そうなマイナー映画をやってるぞ!」と思ったのが今日のチャレンジのきっかけとなりました。 こうやって上手くご縁が繋がっていく時には、それに乗ってみよ! が運気向上の鉄則です。 今日の5本も見事なくらい、映画と映画のつなぎが10分~20分しかありませんでした。 さて、今日観た映画は・・・ ・奇跡の2000マイル オーストラリアの砂漠地帯をラクダで単独横断した女性のお話です。 コッポラ監督の「地獄の黙示録」に通じる人間の抗いがたい狂気と孤独をこの映画からも感じました。戦争も砂漠も人間の極限像をあぶり出すのですね。 アボリジニの教えにも、意味深いものがありました。 ・さよなら、人類 ヴェネチア映画祭グランプリということでチョイスしましたが・・・ 短編が走馬燈のようにクルクル回って展開していく形です。 ヨーロッパ人とはユーモアのチャンネルが全然違うので、さっぱりチンプンカンプンでした。 大学時代の哲学の師匠に「ギリシャ悲劇はわかりやすいが、ギリシャ喜劇は君たちにはわからない」と言われたことを思い出しました。 関西と関東でツッコミも受けどころも違うのですから、仕方ありませんね。 ・人生スイッチ こちらも短編集ですが、どれもが楽しめました。(わかりやすかった) 今日のちょっとした短気や嘘が人生を大きく変えてしまう・・・その結末は人知を超えた「神さまはそうきたか!」となるストーリーが上手く描かれていました。 ちょっと結末はどれもブラックユーモアっぽかたったかな。 ・彼は秘密の女ともだち これはとっても良かったです。今日のイチオシかな。 LGBT初心者な日本では創れない、明るく面白い作品です。 中谷彰宏先生も好きそう…中谷塾の映画塾で熱く語られそうな映画でした(^ー^)ノ ・ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール AKBドキュメント映画のような意固地なストーリー仕立てではないのがよかったです。 「小さな恋のメロディ」風のブリティッシュ絵柄で引き込まれました。 ただ最後のオチが???かな。 もう一歩、どちらかに踏み込んでよ!と言いたくなる作品でした。 最後までしっかりと観ることができたのが嬉しかったです。 集中力も大丈夫でした・・・4本目、5本目になるに従って、ますます集中力が増してくる感じさせしました。 元々、映画が好きだったんですね。 好きなことはいくらやっても疲れません。 (疲れるようだったら、好きだとは言えませんよね) もうひとつの発見は・・・ つまらない作品だと思っても、どこか良いところ、お勉強になるところを探す力がとてもアップしていました。 これは映画だけでなく、人間、特に患者さんに対しても、とてもプラス&ポジティブになる力です。 それにしても、こうやって日本に配給されてくる映画って、世界中で作られる映画の何パーセントなんだろう? それは本の世界と同じですね。 日本でベストセラーになるのも至難の業なのに、それが外国語の翻訳されて・・・ものすごいことなんだなっと身震いしました。 そしてそんな映画や本を簡単に観たり読んだりすることのできるこの世に、深く深く感謝し幸せを噛みしめて帰ってきました。