2011年6月29日水曜日

おはようさん 2011.6.29.

朝から晴れ渡った夏空が、夏休みを待ちかねる子供たちのワクワクを蘇らせてくれます。
ミニトマト、ゴーヤ、ひまわり。。。
バサラな風がパッション色にさざめきながら、うだった感性を揺り動かしてくれます。
夏、燃えさかる夏、爆発する夏・・・冒険。
子供たちのようには走り回れないけれど、
興味とチャレンジは負けてはいられません。
何かに没頭して、夏の終わりには神さまに夏の自由研究を提出したいものです。


生き方を変えたい。
生き方を変えるためには、一度、死んでみなければいけません。
自分を殺してしまってからでは、死ねません。
生きて人生を歩んでいるうちに、死んでみると、生き方が変わります。

どん底を味わったから、生死をさまよったから・・・生き方が変わった人たちは、日々の小さな喜びと幸せに大きな大きな感謝を捧げます。
日々の出来事に溺れることなく、笑顔と感謝で波乗りしていきます。
運命に流されるのではなく、トビウオのように運命の波を蹴って生きていけます。

葉隠れのように毎朝、死をイメージすると、生かされている実感に満ちあふれます。
朝の座禅、お勤め、お掃除、下座の行・・・どれも死のイメージトレーニングです。
死んだから、恐怖も不安も、煩悩も我欲もありません。
ただひとつ、自分が生きていることだけが残ります。
みんなに生かされている実感に涙します。
因果応報も輪廻転生も霧散して、自由と慈愛に生きていけます。

誰かの死に共感するのも、死ぬことです。
上から見る、下から見る、横から見ることなしに、誰かの死とひとつになれれば、生き方が変わります。
毎日、たくさんの人たちが死んでいきます。
そんな死と真剣に向き合い、ひとつになれば、笑顔と感謝とも、生かされている喜びと自由ともひとつになれます。生き方が変わります。
今回の震災で、みんながリアルに「死」と向き合いました。
生き方を変えた人たちも大勢います。
世界はひとつ・・・ではありません。
もう大きく分かれ始めています。同じ平面で分かれるのではなく、次元の違う世界として分かれ始めています。
今はまだ、互いの世界は重なって見えていますが、どんどんと裂けていっているように感じます。
生き方を変えた人たちの世界。それは和・輪・笑の光の世界です。
生き方を変えれなかった人たち、変えようとしなかった人たちの世界は・・・もういいでしょう。
今回の震災は、自分と死と向き合いなさい、という光のメッセージだと感じています。
死に飲み込まれるのではなく、
死に飛び込んで、突き抜けて来なさい・・・光の世界へ。
今日生かされている人なら誰にでもチャンスはあります。
ご一緒に光の世界へと歩み出しましょう。
みんな待っていますよ。