2019年7月16日火曜日

なぜかこの世は病人だらけ その7 2019.7.16.

 病魔の呪文 その7 不潔はダメ!  今や日本中、抗菌&除菌だらけです。  家中に漂白剤を噴霧し、電車のつり革には除菌剤を練り込んで徹底的に除菌します。  除菌石けんは、家庭や学校の必需品ですよね。  人間の腸内に菌は100兆個います。  人間の免疫力も自然治癒力も、性格や運気でさえ腸内細菌に支配されています。  腸内細菌に限らず、天地自然のすべての生命体たちを、人間は、善玉・悪玉・日和見の3群に分けてしまいます。  腸内細菌も、善玉菌・悪玉菌・日和見菌に分けて、健康な時は3つのバランスが取れていますが、日和見菌が悪玉菌化すると病気になる、と教えています。  だから善玉菌を増やそう! 腸に善玉菌を届けよう!   食品業界も、健康サプリ業界も、製薬業界も、「善玉菌」大キャンペーンを繰り広げてきました。  日々の暮らしの中から、悪玉菌を執拗に排除しつつ、善玉菌をどんどん取り込んだ結果が・・・    ♪ だからこの世は病人だらけ〜 ♪  ドイツでは、アトピーや喘息の子供たちを田舎で家畜を飼っている農家へホームステイさせる療法があります。  朝から子供たちは、豚舎の掃除を手伝ったり、鶏の卵を集めるお手伝いをします。乾し草の山で遊んだり、乳搾りしながら牛と過ごしたり、川で水遊びをしたりします。夜、眠る時も家畜たちと一緒です。  食事は農家のスローフードだけです。コンビニはありませんので、すべて手作りです。  トイレが水洗な・・・わけはないですよね。一日中、菌を吸い込み、菌に触れて、菌を食べる生活ですが、これでアトピーや喘息の多くが治ってしまいます。  この観点から日本を振り返ってみると、都市部から田畑が消えていった頃から、アトピーや喘息が増えているように感じます。そして、何でも除菌! が大流行した頃からは、アトピーも喘息も国民病になってしまった感があります(♪エビデンスなどありませ〜ん♪)。    腸内細菌群のみならず天地自然に暮らす細菌ワールドには、善玉菌・悪玉菌・日和見菌が必ずいます。もし悪玉菌を完全に除菌しても、すぐに日和見菌が悪玉菌化して、3つの菌群のバランスを回復してしまいます。時には、善玉菌だった菌が悪玉菌に一変してしまうこともあります。悪玉菌だけを除菌することは、永久に不可能なのです。  それは、蜜蜂が農薬散布で激減してしまうと、農作物の収穫も一気に激減してしまうだけでなく、人類滅亡の危機を迎えてしまうことと同じです。  この世のいたるところに蔓延してしまった抗菌&除菌剤が、難病奇病や精神病、ガンの急増の一因となっている、と自然医学では考えて、左記を指導しています。 ① 抗菌&除菌剤を家で絶対に使わないこと。 ② 外出時もできるだけ抗菌&除菌剤に触れないこと。 ③ 田舎の土いじりや家畜の世話をする。 ④ 石けんを使い過ぎないこと(石けんの成分もしっかりと見極めましょう)。  尿療法の大家 山田鷹夫さんは、毎日、尿を身体全体に何度も塗り込んでいます。石けんは長い間、使ったことがありません。もちろん病知らずで、農作業の出で立ちのままで百名山を駆け上がっておられます。  この世の普通の人たちにとって、鷹夫さんは「不潔の権化」に見えるでしょう。不潔な人がすこぶる元気で、除菌大好きな人たちが病人ばかりなのは、面白い宇宙の真理です。  ♪ だからこの世は病人だらけ〜 ♪  鷹夫さんは、典型的な五次元人です。彼を見ていると、五次元世界には病はない! と言い切れます。  なぜこんなにも抗菌&除菌が常識化されてしまったのか?  どこまで抗菌&除菌をすれば、気が済むのか?  抗菌&除菌が徹底された近未来は、果たしてどのような世界になっているのか?  ちょっと考えてみれば、すぐに答えはわかりますが・・・すでに腸内細菌が抗菌&除菌地獄に落ちてしまった良い子たちには、もう考える力も残っていないのでしょう。  ♪ だからこの世は病人だらけ〜 ♪