2011年12月15日木曜日

おはようさん 2011.12.15.

街のクリスマス・イルミネーションがこころ楽しくしてくれて、
もうそれだけでとってもステキなプレゼントだなって、うれしくなります。
今年もいろいろあったけど、
どれも紅葉のように熟し落ちて、こころの腐葉土となって、
来年、もっと美しい花が、キラキラした新緑が咲きほこってくれることでしょう。
それが天地自然の理だから。それこそ宇宙の約束だから。
12月もあと半分。
こころに降り積もった今年の紅葉をかき集めて、
ありがとう、よくやったね、がんばったね、大丈夫だよ、君のこと大好きだよ、ってハァ〜て息を吹きかけると・・・ポッと火が灯りますよ。
ペケなことは灰になって浄化されて、マルなことは煙となって天に昇って。
冬の穏やかな日、田んぼの藁焼き雲と重なって、ふっとそんなことを思いました。


哲学で人を救えるか! 世の中を救えるか! 戦争をなくせるか!
昔、前世療法で、第二次世界大戦のヨーロッパのどこかの町の哲学に生きがいを持っていた男が妻を子供をナチスに奪われ、叫んだ言葉です。
古代ギリシャ時代は、まだ英雄とは? 美とは? 正義とは? 国家とは? ・・・哲学的論議が国家の方針に強く影響を及ぼしていました。政治を論じる時に哲学も重要な軸であり、哲学が社会の規範のひとつであった時代です。
その頃の哲学とは、智を愛すること。知識ではなく(もちろん知識も大切だけど)、智恵 それは、善とは? 愛とは? 勇気とは? ・・などを普遍的に、神的に知ることでした。
だから例え宿敵でも敬愛し、正々堂々と戦うこと、いわば武士道、騎士道の根源が尊ばれました。
あれから二千年あまり。
武士道、騎士道がどんどん衰退していくと哲学も頭上の空論になっていきました。
キリスト教やイスラム教国家。ルネッサンスと鉄砲伝来。産業革命。官僚や軍事支配国家。経済至上主義。。。まるで恐竜時代ですね。哲学は小さなネズミ君かな?
そして共産主義も資本主義も、社会主義も民主主義も崩壊した今、右往左往してる人たちで世界がメルトダウンしそうです。
こころの時代。そんな声が至るところから聞こえてきますが、その内容は? あれれ??
武士道、騎士道に活路を求めたり、信仰や神秘に救いを求めてみても、何か物足りない。いつもの繰り返しみたいで、これじゃない!もっとちがうもの!
こころの奥から湧きあがってくる声がイライラや凹みの嵐となってこころをかき乱します。
若者の自殺がものすごく多いのもうなづけます。
お日さまの光をあてないから、もやしのようにヒョロヒョロなこころですぐに萎んでしまうから・・かな?
お日さまの光は、大いなる光さんのメッセージ。
ソクラテスがプラトンが・・哲学者たちが追い求めていた智恵そのもの。
こころの時代。それは新しい哲学の時代だと感じています。
大いに語り合い、深め合って、智恵を磨き上げていく。
大いなる光さんが語る言葉は、とてもシンプルな言葉だから、どんな人のこころにもスッーと入っていきます。
そのシンプルな言葉を、今日から日々の生活に、毎日の仕事に、人間関係に、どのように具現化していけばいいのか? をシンプルにわかりやすく伝えていくのが新しい哲学だと思います。
「まず何から始めたらいいのですか?」「掃除しなさい」
この掃除の意味づけをするのが哲学者の使命です。
これまでのように色眼鏡で見たり、エゴと我欲に染めて語ったりしないで、天地自然の理と宇宙の約束を大切に感じながら語っていく人が新しい光の世界の哲学者です。
そんな人になりたいなって・・・なれるかな? うん、大丈夫・・勝手な空耳が聞こえてきます。
念ずれば花開く。
2012年のマイ・キャッチフレーズです。