2011年9月21日水曜日

おはようさん 201.9.21.

また台風ですね。
熊野も東北も心配です。
祈るしかない・・・だとネガティブな感じだけど、
きっと大丈夫だから、もっと大丈夫なように祈りますよ!って、ポジティブエナジーをいっぱいにして、お天気の神さまに叫んじゃいますね。

月曜日の夜、ミスチル長居スタジアムコンサートは、桜井さんが「天気予報は雨だけど」って言った瞬間からザーザー降りの大雨になって。
降りしきる雨の中でリズムに乗って一緒に歌い踊ってる快感がどこか懐かしくてうれしくて。
キラキラ光りながら落ちてくる無限の雨粒たちの向こうに、中学の体育で雨の中をドロドロ&グチャグチャになって走り回ったサッカーのひとときが浮かんできました。
青春まっただなか。生きてる感10000%だったなぁ。
あの15才の自分と「今」Rock'n'Rollしてる自分が時空を超えて、メビウスの輪のようにつながって、
不思議な、あたたかい手のひらにすくい取られ守られているような至福感に充たされました。
♫ 星になれたら〜 ♫のフレーズでふっと天を見上げると、
ライトに照らされた雨粒たちは、ほんもののスターダストで、
私たちを見守ってくれている星々が、夜の雨となって降り注いできてくれて、
土も水も草木も私たちも星の光で浄化してくれているんだなぁと思いました。

大丈夫って言うと、脳天気でいいかげんなようだけど、
下向いて心配しながら身構えて一歩踏み出すのも、
大丈夫だよ、だからこうしよう!って前向いて足取り軽く一歩踏み出すのも、
結局、天地自然の理に沿う道しか歩めないだけど、
不思議不思議と行き先は天と地に分かれてしまいます。

ほんものの大丈夫は、こころの奥から、そう魂のあたりから聞こえてきます。
左脳も「大丈夫」って叫びますが、魂の声じゃないことはすぐにわかります。
だって、素直じゃないもん。

ミスチル・コンサートでまわりを見渡すと、娘&息子たちばかりで。
中高年は、付き添い? ブランド志向? な方ばかりかな? と推察して・・・
アルフィーやスタレビのように中高年層がスライドしながら・・・でもなく、
ドリカムのように親と子供が一緒に来ました!・・・でもなく。
若者たちのこころを何がつかんでいるのかな? と思っていました。
もちろん小林武史さんのプロデュース感性が、若者たちの今のこころのリズムとしっかりシンクロしてる点も大ですが、
ミスチルがずっと失わないで持ち続けているもの、「素直さ」がメロディに乗って、こころの奥に届くからでしょう。
親や学校&勉強の束縛呪縛から逃げ出してきた若者たちは、まだまだこころが素直です。もちろん社会に出て日々の暮らしの中では、こころを閉ざさなければ生きていけない時間の方がどんどん長くなっていきます。だけど、こころに素直さはまだ残っている。その素直さを窓として、魂の声が聞こえてきています。
失恋したり、失敗したり、落ち込んだり・・・な曲が多いけど、どの曲も、どんな曲も、子供っぽい「でも大丈夫だよ」なメッセージが流れています。
なんだかわかんないけど大丈夫だよ。
きっとうまくいくよ、大丈夫。
左脳や常識はエビデンスや確率を出せ!って叫んでいますが、
そんなこと言ったって、こころの奥から大丈夫って聞こえてくるんだもん。
そう素直に思えて、
そう思った自分を信じられて、
前へ向かってやってみる。やってみましょう。
それがこころの素直さ、魂の声だと思います。
コンサートで歌いながら涙してる娘&息子たちを見ていて、そう思いました。

生きがい・・・左脳を満足させるのも生きがいのひとつで、それはそれで良しだけど、
いつまでも魂の声を聞きながら、こころから笑ったり、泣いたり、ワクワク&ドキドキしたり・・・
私はそんな生きがいをお勧めしていきたいと思っています。