2011年9月2日金曜日

おはようさん 2011.9.2.

台風がどんどん近づいている大阪の朝です。
暴風雨って、ガソリンスタンドの洗車機みたい。
ものすごい勢いで町を浄化して、ピカピカにしてくれてる・・・そう思うと、この自然現象もポジティブに見えてきます。
神さまへの感謝、それは多生の縁でつながったみんなへの感謝と愛です。
関西は放射能汚染が少ないはずなのに、なぜ台風さんが関西直撃なのかな?
何を浄化してくれるのかしら?
そこのところはよくわからないけど、善き方へ美しき方への流れが感じられるから、大丈夫でしょう。


最近、不登校の高校生たちを続けて診ました。
育ちも家庭も違うのに、性格エゴグラムも漢方所見もみんな同じなことに気づきました。
「何でも人の言いなりになって目立たず、自分から進んで何かをやりたいとか、どうしてもあれが欲しいというような欲望もなく、周囲の流れの中であっちへもまれこっちへもまれでその存在感が極端に薄いタイプ」
「人をまったく批判せず、他人の責任を追及しないかわりに、自分の義務や責任もいつの間にはうやむやにしてしまうタイプ」
「ネクラで人生に対する積極的な意欲がなく、仕事が休みの時は、いつも家の中でゴロゴロしているだけで満足し、これといった趣味も娯楽もなく、痛いところなくて生きてるだけでいいや、というような割り切り方と納得の仕方をしているタイプ」

将来が不安でたまらないと言うけれど、将来が決められない。
親も先生も、これから何をしたらいいのか、アドバイスしれくれないし、
自分がこれから何をしたいのか、わからない。
小さい頃の夢? あこがれ? ・・・ わかんない。
小さい頃に好きだったこと? 得意だったこと? ・・・ わかんない。
 ・・・ わかんない。  ・・・ わかんない。 ・・・ わかんない。

そりゃぁ 不安で寝られないよね。こっちだって、何言ってあげていいのか、わかんないよ。

こういう人たちが増えると、社会も政治も安泰になります。
みのもんたが推した人が政治家になれるし、官僚の言いなりに税金納めてくれるし、出世競争とは無縁だから給料上げなくていいし・・・管理社会に最適な「平民」です。
エジプトやリビアになる心配は皆無です。

大きな流れを高い高い上から眺めてみると、このタイプの人たちの増加には、何か大きな意図があるのでは?と思えてきます。
若者たちだけの話なら、教育を壊したから・・・だと短絡できますが、
30代、40代、50代、60代・・・あらゆる年代に、まるでインフルエンザのように、同じタイプが拡がっているように感じます。
だから、大きな意図は、官僚や政治家、財閥&権力者などのちっぽけな我欲&エゴではなく、もっともっと大きな、この世の流れを支配できるような、神がかり的な力が働いているように感じます。

世界的異常気象で、信じられない豪雨の国もあれば、超干ばつの国もあります。
地球のお天気バランスが狂ってしまったかのようです。
中東の住民蜂起、中国の人民不安、ヨーロッパの移民対立、そして日本の集団うつ・・・
地球の「平民」たちの何かが狂ってきていませんか?
みんな、夢と希望が「わからない病」に罹っているのではないでしょうか?

夢と希望が見えない のではなく、わからない。

もっともっと上から眺めてみれば、何千年もの間、一部の権力者の我欲&エゴに沿うような形に鋳造された夢と希望を与えられて、「平民」族はその一生を何の疑いもなく生きてきました。
それが今、目覚め始めたのかもしれません。
これは私の本当の夢と希望ではない!と立ち上がった人たち。
与えられていた夢と希望の補給が途絶えて、まるで大規模停電してTVもPCも携帯も不通になって右往左往したり、しゃがみこんで動けなくなってしなった人たちのように。
ロボットは命令が来なければ動けない・・・はずだったけど。
命令が来なければ、自由に自分らしく動けるチャンスでもあるのです。
誰が命令系統を止めたのか?  神さまでしょう。
だから、ロボットはその気になれば、動けるのです。
本当にこれまでなかった不思議な「時」が始まったのです。
動かないロボットは、時が止まったまま。いつまでもそのままの姿です。
動いたロボットは、つまづいたり転んだりするけど、何かが見えてきます。
自分の夢と希望。
ぎこちないけど、稚拙だけど、自分で創った夢と希望だから、輝いてます。
そう、その輝きが集まって、光の世界が生まれます。

夢も希望も持てない若者たちに、光さんは「まず動きなさい」と言います。
「まず身体を動かしなさい。早起きしなさい」

日の出前に起きて、東向きに歩いてみましょう。
何かが自分の中で芽生えてくるのが感じられますよ。
朝日に向かって歩いている時に、ふっと浮かんできたビジョンを信じてみてはいかがかな?
朝日を浴びながら歩いている時に目にとまった、誰かのお仕事に進んでみてはどうでしょうか?
一歩踏み出せば、道が見えてきます。
かならず光の道が用意されています(だって、今、生かされてるんだもの)。
どうせ親も先生も背中を押してなんかくれないから(彼らだって、もがき溺れてる最中だから)、明日の朝から早起きして東へ向かって歩いてみましょうよ。

何かが待っていますよ。
何かに気づけるまで、毎日、歩いてごらんなさい。

光さんがそう追伸してるような気がしました。