2011年5月27日金曜日

おはようさん 2011.5.27.

大阪も梅雨入りしました。
朝晩ちょっと冷える感じなのは、まだ大陸の雨風側に居るから。
太平洋高気圧がどんどん元気になってくると、南の雨風が押し寄せてきて、いよいよ蒸し暑い夏本番!ですね。
路地の夏野菜さんたちもぐんぐん育っています。
人間にとっては鬱陶しくて、かい怠い季節ですが、植物にとっては恵みのありがたい季節です。
地軸のちょっとした傾きがもたらしてくれる四季の美しさ、そして多種多様な歓声を感じながら、
人間だって多種多様でいいじゃない?
ジメジメな湿の人も、燃え上がる熱の人も、実りをみんなに分け与えてくれる和な人も、凍えながら思索にふける寒な人も、恋してる愛の人も、
みんながいるから天地自然の仲間入りができるんだよ、きっと。
なぜそんな性格になったのか? 
心理分析しても前世療法してもインナーチャイルドを探ってみても、結局、絶対!な答えは得られません。
ヒマワリになりたい!と思っていたのに桜だった・・・とか、
犬になりたい!と思ったのにネコだった・・・とか、
天地自然に生まれてきたら、みんな、その生を思いっきり生きています。
日当たりが悪いとか、水が足りないとか、文句言ってるかもしれないけど、精一杯生きてます。
そして、前へ前へ、上へ上へと伸びようとしています。

この人間社会も同じように見えてきます。
さまざまな性格、生まれながらの環境、降りかかってくるアクシデントや幸運・・・
ひとりひとりの人にフォーカスしていると、人生とは? 生きがいとは? と言いたくなりますが、
人間社会を俯瞰して見れば、天地自然そのものです。

天地自然は四季を巡りながら、より美しく、より豊かに向かっているように感じます。
進化とは美であり和を極めることです。
この青い星は、もっと美しく、もっと豊かになりたがっているから、
人間にすべてを託しているように思えます。
紆余曲折は仕方なし。
いつか人間ひとりひとりが自分もみんなも「そんなもんやで」と認め、
「それでもええんちゃう」と許し、
「ええとこ、あるやんか」と愛し、
「なかなかええやろう、自慢したろ」と信じれば、笑顔の花が咲きます。
みんな、笑顔になります。
ひとりひとりがあるがままの和の花を咲かせ、
ひとりひとりが輪となってこの星を包み込めば、
この星は笑の星になります。
人と天地自然も和の輪の笑でひとつに溶け合えます。

ジメジメ梅雨だから怠くてしんどくて当たり前。
気持ちも滅入って動けない。
だから・・・と思うと天地自然の仲間入りは出来ません。
だけど・・・楽しいこと、びっくりすること、うれしいことはないかな? と幼児のテンションでまわりを見渡せば、ありますよ。
ちっぽけで、つまんないことかもしれなけど、いっぱいありますよ。
そしてスピリチュアルな能力・・・例えばテレパシーだとかチャネリングだとか透視だとか・・・そんな能力も実はちっぽけで精妙な感性から始まります。

ジメジメ梅雨は自分を変えるチャンス!
だから・・・はダメ。
だけど・・・で頭もこころを絞りきれば、輪廻転生、因果応報で溜まり滞っていた悪しきクセを捨て去ることができます。
だけど・・・ だけど・・・ だけど・・・。
眩しい太陽を呼び出す呪文ですね。