2019年6月28日金曜日

神膳 2019.6.28.

今日も執筆中の「龍神医学」から・・・   龍神食養生  古《いにしえ》の中医学では医師を、薬で治す疾医、鍼灸按摩で治す瘍医、家畜を治す獣医、食で治す食医の四つに分けていました。その中でも最高位は食医とされ、日々の膳食で健康管理することが最も尊ばれました。  三次元世界にも食養生はありました。サプリ、トクホ、有機○○、天然○○・・・貪欲と煩悩の波動に満ちた食養生は、心身魂を食毒で冒し、苦疾死病をもたらしました。  華佗老師曰く「食医は食の声を聞く。食医は病の声を聞く。食医は龍の声を聞く」  龍神食養生は、まず排毒浄化から始まります。食の声を聞きながら、貪欲と煩悩の邪毒鬼毒に冒された食材を、日々の食から排除します。   「どうすれば食の声が聞こえますか?」  「触れれば良いのだよ。目で触れる、鼻で触れる、耳で触れる、舌で触れる、手で触れる。花や木々、風や空や雨と話すのと同じじゃ。」  病に触れ、患者さんの心身魂に触れて、その波動を己に写し取っておけば、食材の方から「わたしを使ってください」と声をかけてきてくれます。その食材を手に取った瞬間、どんな料理にすれば良いのかも見えてしまいます。  毒を摂らない。毒を排する。  「病を見るな。人を見よ。陰陽を見よ」  病も人も、絶えず陰陽流転しています。陰陽流転が生命エネルギーの源です。昨日の薬膳が今日の薬膳だとは限りません。そこに我欲やエゴが入れば、薬膳はたちまち毒膳に変容してしまいます。  「この病人の今日の薬膳はこれしかない、という思いを大切にするのじゃ。その思いの中で時を忘れ、天地自然の祈りも、無我の慈愛も成就するのじゃ。さすれば薬も毒も空となり無に消え、誰もが食《しょく》せる神膳となるのじゃ。」  神膳。  五次元世界に暮らす龍神たちが食するもの全てが神膳だそうです。