2018年12月10日月曜日

ごきげんさん 2018.12.10.

幽幻医学のつづき  2020年末までに三次元世界から五次元世界へジャンプアップするためのキーワードは「浄化と統合」です。  浄化は、不要なものや汚れたものを捨て去ることから始まります。  神の姿、神の声の張本人の中で気をつけなければいけないのは、恐怖、悲哀、絶望といった、こころの内面に秘められたトラウマからの逃避場所としての「神」です。虐待やレイプなどの外的なトラウマに押し潰されそうな時はもちろんのこと、母子間の愛にまつわるさまざまな葛藤からの逃避場所に「神」がなることが往々にしてあります。「神」を逃避場所に選ぶ人は、生きようとする意志があります。神の姿は慈愛に満ち、神の声は無条件に受容しながら叱咤激励もしてくれます。  五次元世界へジャンプアップするためには、そんな大切なこころの避難場所も捨てなければいけません。恐怖や悲哀や絶望は、五次元世界へは持って行けないのです。  そのためには、今生だけでなく、過去生で生じた同類のトラウマをすべて昇華することが求められます。軸足を五次元世界にしっかりと置いて、えいや! と「神」という避難場所から五次元世界へと飛び込まなければいけません。  五次元世界は神々や龍神たちの世界だ、と頭ではわかっていても、いざ飛び込む! となると、どうしても不安や恐怖に襲われます。しかしもう、三次元世界へは戻りたくはないので、こころの避難場所はありません。  五次元世界がクローズドだった2017年までは、幻覚妄想を捨て去ることは、とても困難でした。外的・内的なトラウマからの逃避場所が「神」や過食、薬物・酒・タバコ・ギャンブル・セックス依存しかなかったからです。  2018年からは、心身の新たな逃避場所が五次元世界になります。ただ、そんな五次元世界を語り、導ける医療者はまだまだわずかです。  医療者自らが、まず自己の浄化と統合を果たさなければいけませんが、これは医療者にとってエベレスト級に高いハードルです。ほとんどの医療者が三次元世界で眠ったままか、仮に目覚めたとしても、そのハードルのあまりの高さに怖《お》じ気づいて、再び眠ってしまうことでしょう。  重度の霊障病の方々を治療していくと、やはり最後はこの避難場所と浄化の壁に突き当たりました。どんなに重度の霊障でも、過去生や平行次元やインナーチャイルドを根気よく解放していくことで、比較的容易に祓うことができしたが、最後に残ったこの避難場所と浄化の壁の前で、いつも治療が立ち往生してしまいます。  心身の避難場所を五次元世界に移行するには、患者さん本人の気づきが必要です。  母へのこの思いが根源だったんだ・・・という気づきと納得が、辛く、苦しく、悲しかった三次元世界を浄化して、すべてを慈愛と感謝に統合してくれます。  それでも避難場所が要りますか? 実はもう必要ないのです。  五次元世界には、もう心身の病がなくなってしまう理由のひとつがここにあります。  神の姿も神の声も、五次元世界では当たり前です。病ではありません。ちょっとした個性ですから悩む必要はありません。  幽幻医学で診る医師は、神とも朋友です。神と同じ「王の目」で、患者さんも病も診ます。  神の姿、神の声が過去生にあれば、過去生での思い込みや誤解、信念を解放すれば良いのです。  未来生からの神の姿、神の声ならば、未来を上書きしてしまえば良いのです。  平行次元からの神の姿、神の声ならば、直近の人生の節目から学んであげたり、リフレーミングしてあげれば良いのです。  死ね、くたばれ、お前なんか・・・という神なら、その神の根源を患者さんと一緒に探っていきましょう。光の前世療法も龍神覚醒術も大いに役立ちます。  そして、どの神も行き着くところは「今この時」の愛の中に居ます。  愛されたい、愛したい。  この宇宙は愛の宇宙ですから、愛されたいのも愛したいのも当然です。  だって、あなたも宇宙も愛でできているのだから。  体の病も、こころの病も、魂の病も、病の根源は「愛」です。  病を神の目、王の目、愛の目で診れば、その人の病の治し方が見えてきます。  病の意味、学び、気づきに導くには、手練手管を要します。どんな手を使っても、最後は患者さん自らが気づかなければ、病は治りません。  逆に言えば、どんなに末期症状でも瀕死状態でも、患者さんが気づけば、病は消え去ります。なぜなら、それが宇宙の法則だから。  幽幻医学は、そんな愛の医療なのです。