2018年11月12日月曜日
ごきげんさん 2018.11.12.
究極の霊障病さんの光の前世療法:光との対話 今日のテーマは「左胸との対話」です。
降り立ったところは・・・光も闇もない、地面も体も何もないところでした。上に穴が開いていて、穴の向こうは明るいようです。穴の中に落ちてしまったような気がしました。
穴から出ると、そこは観音さまの世界でした。でも、あの嫌な感じがします。
「あなたは誰ですか?」
「お前の左胸を支配している邪悪なものだ」
「邪悪なものさん、なぜあなたは私の左胸を支配しているのですか?」
「とても住み心地がよい場所だからだ」
「なぜ私の左胸がそんなに住み心地がよいのですか?」
「傷がいっぱいあるからだ。傷跡がうまいエサになるからだ」
「邪悪なものさん、あなたはどこから来たのですか?」
「人間の持つ怨念、因縁・・・そういうものから来た」
「邪悪なものさん、あなたはいつから私の左胸にいるのですか?」
「お前が小さい頃からずっとだ」
「邪悪なものさん、特に誰の怨念、因縁なのですか?」
「・・・・・・」
「なぜ答えてくれないのですか?」
「答えたら、オレを追い払うようにするだろう」
「邪悪なものさん、私をどうしようと思っているのですか?」
「お前を幸せにはさせない」
「なぜ私を幸せにさせてくれないのですか?」
「それがオレに託された仕事だからだ」
「誰に託されたのですか?」
「実は・・・」
「邪悪なものさん、そういう仕事を託した人の元へ帰った方が良いですよ」
邪悪なものは、どこかへ行ってしまいました。
観音さまとお薬師さまが降りてきて、
「もう大丈夫ですよ。さっきの邪悪なものは神々たちがみんなで追い払いましたからね」
「お薬師さま、あの邪悪なものはどんな姿をしていたのですか?」
「黒いモクモクとした煙のような塊でした」
「お薬師さまは、さっきの邪悪なものの正体を知っていますか?」
「人々の恐れや憎しみなどの思いから発せられ、送り込まれてくる悪い念の塊です」
「お薬師さま、さっきの邪悪なものは誰から、どこから送り込まれてきたのですか?」
「あなたの父親です」
「どうしたらもうあの邪悪なものが私に入って来ないようにできますか?」
「あなたの気持ちを強く持つようにするしかありません。
あなたの中でしっかりと過去と決別することです。
新しい人生を歩き始めたことを、いつも意識することです。
今は前とはまったく違う環境にいることを常に意識して、相手との縁が切れていることをいつも思い出すように、ここは安全なのだから、と思うようにしなさい」
「お薬師さま、どうしたら私の中の古い記憶を完全に消すことができますか?」
「考えないようにするしかありません。
これからこの先、楽しい記憶や幸せな経験が増えてくれば、それで嫌な記憶は塗り替えられていきます。
今はまだ、そこに行く手前なので、考えないように、思い出さないようになるしかありません」
「私が思い出しそうに、考え出しそうになったら、どうしたら良いのでしょうか?」
「違うことを考えるようにしましょう」
「お薬師さま、邪悪なものが居た私の左胸の中はどうなっていますか?」
「黒い部分が散在しています」
「どうしたらきれいに、元どおりになりますか?」
「ここに光が当たればよいでしょう」
「ここにどうやって光を当てれば良いですか?」
「もう邪悪なものが出ていったので、光を当てやすくなっていますよ」
「観音さま、私を地底の国の長さんのところへ連れて行ってください」
観音さまに抱きしめられて、地底の国に降りて行きました。
「今日はどうしたんだい?」
「地底の長さま、この地底の国の太陽を少し分けていただけませんか?」
「あぁ いいよ」
地底の長さまが地底の太陽を少し分けてくださいました。
黄色に輝く珠を受け取って、左胸の中に入れると、何だか楽になってきました。
左胸に入った明るい地底の太陽さんが言いました。
「ここはずいぶんと冷えているので、私があたためてあげますから大丈夫ですよ」
「これで大丈夫だから、気をつけて帰りなさい」と、地底の長さまが見送ってくださいました。
「これであなたの左胸は楽になってきますよ」と、観音さまもおっしゃってくださいました。
「観音さま、もうあの邪悪なものは、私の中に入って来ませんか?」
「もう入れないでしょう」
「観音さま、あの邪悪なものに負けない強い神さまをおひとり、私の左胸に入れてください」
観音さまは、とても強そうな仁王さまを入れてくださいました。
「オレに任せろ!」と、仁王さまが叫んでくださいました。
「観音さま、ちょっと重さを感じますが・・」
「大丈夫ですよ」
「私の左胸さん、どうですか?」
「全然、前とは違って、右胸みたいに軽い感じになりました」
「地底の太陽は輝いていますか?」
「はい、大丈夫です」
「私の左胸さん、仁王さまが守ってくださいますからね」
「はい」
左胸にあった黒い部分は完全になくなり、全体的にきれいな色になってきました。
「観音さま、逃げた邪悪なものはどうしたら良いですか?」
「放っておけば良いです」
「また来ませんか?」
「ですから、あなたが強くならないといけません。また来ても、あなたが跳ね返せば良いのです」
「闇の神さま、出てきてください」とお願いすると、闇の神さまが現れました。
「闇の神さま、あの邪悪なものを退治してください」
「わかった」
闇の神さまは、魔界から魔物たちを呼び出して、あの邪悪なものを追って、退治するように命じました。
「やつらが仕留めてくれるから大丈夫だよ。だがな、あなたの中にある不安を取り除かないといかんな」
「闇の神さま、私の中から、私の不安を取り除いてください」
闇の神さまが、濃い灰色でヤカンの大きさの丸い岩のような私の不安を取り出して、きれいにしてくださいました。
私の不安が言いました。
「僕を取り去ったって、またあなたの中に出て来るかもしれないよ。だから、考えないようにしなくちゃダメだよ」
「お薬師さま、私が不安を考えないようになれる妙薬をください」
お薬師さまは、赤い正露丸のような丸薬を下さいました。なめると苦い味がします。
「これはあなたの記憶やトラウマの種を消す力があります。もう思い出さないようになります」
闇の神さまに命じられた魔物たちが、あの邪悪なものの一部を食いちぎって、持って帰ってきました。それは黒い肉片のような塊でした。
「よくやった」と、闇の神さまが魔物たちをねぎらいました。
「これがあの邪悪なものを退治した証拠だからな。もうあの邪悪なものは息絶えたから大丈夫だ」
魔物たちの長が、あの邪悪なものの黒幕を退治した証を、闇の神さまに差し出しました。それは、あの男の頭でした。
「もう抹殺してきたか」
「できました」
「よし! この頭はすべてお前たちで消し去っておけ!」
魔物たちは頭をくわえて魔界へと戻っていきました。
「これであなたに危害を加えるものはいなくなったから安心しなさい」
「よかったですね」と、観音さまも喜んでくださいました。
観音さまが闇ボスのところへと連れて行ってくださいました。今日の闇ボスは昼寝をしています。
「あぁ 眠っちゃってたよ」
「今日の闇ボスさんの濃さは1〜2くらいだけど、何だか全体的に黒っぽい感じがしますよ。ススがいつもと違うように見えますけど」
「あぁ 何だかいつものススじゃない感じなんだよな」
「闇ボスさんもさっきの邪悪なものの影響で黒くなったのかもしれませんね」
「さっきのって何?」
「左胸に邪悪なものが居たのですよ。それの影響かもしれませんね」
「あぁ それでかぁ。いつもとはちょっと違うススだったからな。何だか染み込んでしまう感じだったんだ。自分で払っても取れないんだもんな。全体的に浸透してきちゃう感じなんだ」
そこに闇の神さまが降りて来て、きれいにしてくださいました。
「あぁ 良かった。ありがとうございます!」
観音さまが迎えに来てくださり、光の国へと連れて行ってくださいました。いつもより入念に浄化の光のシャワーを浴びます。身体がきれいになり、こころから黒いものが取れていき、魂が少し艶っぽくなりました。
「あなたの中に仁王さまが入って、良かったですね。内からも外からも、あなたは守られているので、弱気にならないように生きましょう」と、大きな光さんがおっしゃいました。
「大きな光さん、今日の地球さんはどうですか?」
「昨日よりも安定してきましたよ。順調だと言っています」
「大きな光さん、私はいつ頃、良くなりますか?」
「もうじきですよ」
「お薬師さま、私はいつ頃、良くなりますか?」
「もうすぐですよ。すぐに良くなりますよ。ひと月ちょっとくらいでしょう。そんなにかからないと思いますよ」
「観音さま、この世で邪悪なものに心や体を支配されてしまっている人たちへ何かメッセージをください」
「人々の邪悪な思いや念は、自分が意識していなくても、相手の元へ飛び、相手の肉体の中で巣を作り、苦しめるようになります。
その力は計り知れず、時に巨大化して、本当に恐ろしいものになることがあります。
あなたの身体的、精神的な病の原因は、そういうところにあることも知っておいてください。
と同時に、あなたにも、そうする力があることを認識してください。
人間の抱く憎しみや嫉みなど、そのようなネガティブな感情は、対象者がいた場合、その相手をひどく苦しめる原因となります」
観音さまが祝福してくださいました。
「あなたには、過去の呪縛から解き放たれるべき時が来ました。
あなたの過去はもう封印して、未来だけを見て、今だけを見て生きていけます」
「観音さま、過去の呪縛に苦しんでいる人たちへもメッセージをください」
「過去の記憶に囚われてはいけません。
ですが、ひとりで抱え込み、解決していくことは難しいことです。
ひとりで抱え込んでいると、中々、思うように前へは進めないでしょう。
人の手を借りましょう。
誰かに聞いてもらいましょう。
あなたの苦しみや悲しみ、今も襲ってくる恐怖心や不安感を表出して、分かちあってもらうことも、あなたを楽にするためには大切なこともあります。
そして、その暗闇の中から抜け出して、新しい人生の一歩を踏み出そうと、あなた自身が努めなければ、あなたの暗闇は変わりません」
「お薬師さま、嫌なことから逃れる特効薬は何ですか?」
「幸せ、幸福感に満たされることです」