2018年6月5日火曜日

ごきげんさん 2018.6.5.

光の前世療法:光との対話の個人ワークでは、必要に応じて、インナーチャイルドワークも行います。 「病気の治し方」が主テーマの時には、光との対話を介して、病気の根本原因となったインナーチャイルドを患者さんの意識中に呼び出してきます。 そして、出てきた子ども(今生の幼い頃の自分自身)を癒し、お話して、ラポールを形成します。 多くのケースで、その子どもを光さん(神さま)に預かっていただき、こう約束します。 「明日から毎日、会いに来るから待っててね。いっぱいお話して、いっぱい笑おうね。私はあなたのことが大好きなの。とっても大切な子どもなの。だから絶対に毎日、会いに来るからね。お約束するね」 子どもは、こう答えます。 「ほんと?」 「本当だよ。必ず毎日、会いに来るから、この神さまのところで待っていてね」 そして、光さん(神さま)にもお約束します。 「光さん、私はこの子どもに毎日、会いに来て、いっぱいお話して、いっぱい笑いますから、それまでの間、この子どもを預かっておいてください」 光さん(神さま)は、いつも笑顔でうなづいてくれます。 ワークがすべて終了して、意識をこの世に戻した後に、患者さんに宿題を出します。 「毎日、朝、起きたらすぐに、瞑想やイメージの中で、あの子どもを呼び出して、何でもいいからお話してください。どんな話題でも構いません。会いに行くことが大切です」 なぜ朝か? というと、夜にやろうとして忘れてしまって、寝てしまって、子どもを怒らせてしまった患者さん(主に男性)がおられるからです。 ここ数年は、この世のエネルギー波動が高くなってきたので、このインナーチャイルドワークの完了=今生の子どもの時のトラウマの完全解放 は3ヶ月ほどで起こることが多くなりました。 さて・・・ 以前、「病の治し方」を主テーマにして光の前世療法を受けられた方がおられます。 過去生も光との対話もしっかりとできて、とても多くの「病の治し方」の情報と気づきを持ち帰られました。 インナーチャイルドワークもうまくできて、幼少期の自分と対話し、光さんに預けることができました。 先日、医院にお電話をいただき・・・ 「インナーチャイルドが遠ざかっていって消えてしまい、現れなくなってしまいました」とのご相談でした。 インナーチャイルドが毎日、きちんと会いに行っているにも関わらず、消えてしまう=怒らせてしまう・・・何が起こったのだろう???  ということで、来院していただきお話を伺いました。 なるほど・・・ ある日、とても辛い治療を受ける日に、とてもインナーチャイルドをイメージする気力もなかったので、パートナーにお願いして、インナーチャイルドと遊んでもらったそうです。 その翌日から、インナーチャイルドは大人びた話し方と態度でイメージの中に現れるようになり、次第にビジョンも遠のいていき、ついには消えてしまったそうです。 パートナーに自分のインナーチャイルドの世話を頼む???  すごい! さすがの私も思いつかない新手です。(決してワークでは使わない禁じ手ですが) なぜインナーチャイルドのトラウマが生じるのか? 虐待や暴力、無視、性的いたずらなどがあれば、当然、トラウマになります。 インナーチャイルドはとても繊細です。そして、子ども目線、子ども思考です。 例えば・・・ 4才の僕ちゃん お父さんに甘えて、お父さんといっぱい遊びたいけど、お父さんはお仕事でとても忙しそうです。 ある日、お父さんが「今度の日曜日に、みんなで遊園地に行こう!」と言ってくれました。 僕ちゃんは大喜びです。それから毎晩、寝る前に「明日?」「明日?」「明日?」と父母に尋ねまくりです。 しかし・・・お父さんにとても大切な出張の仕事が入ってしまいました。会社の命運を左右するほどの大仕事です。 お父さんもお母さんも大人の思考では、「仕方なし」です。 それでも優しいお父さんとお母さんですから、お母さんひとりで僕ちゃんを約束の遊園地に連れて行ってくれました。 でも・・・お父さんはいません。 こんなことがトラウマになるの?  これは大人目線、大人思考です。 4才の僕ちゃんにとっては、 ・人が信じてはいけない。人は必ず裏切る。 ・大切な人ほど裏切る。大切な人を作ってはいけない。 ・幸せは決して来ない。夢は決して叶わない。 ・感情を現してはいけない。喜んではいけない。 ・私は幸せになれない。 と思ってしまう可能性があります。 このような些細な事件が、未来の病や人生の不幸の種になってしまうこともあるのです。 誰が悪かったのですか? お父さん? お母さん? 僕ちゃん? そう、だれも悪くないのです。ただ、大人思考と子ども思考のギャップ・・視点の違いに生じた不幸の種だっただけです。 インナーチャイルドが消えてしまったこの方には、10年以上前に私の「光の前世療法」個人ワークのアシスタントに入っていただいていたセラピストさんをご紹介しました。 本格的なインナーチャイルドワーク(週1回を1年間ワンクールで続ける元々のインナーチャイルドワーク)に賭けましょう。