2018年6月17日日曜日

ごきげんさん 2018.6.17.

大阪から北西 鳥取への大吉方旅行から無事に帰阪しました。 今、七赤金星の北西は5倍吉! 数年に一回の大吉兆です。 我が陰陽師 西谷泰人先生の作法通りに3泊4日 掛け流し温泉に毎日3度入って大地の龍神さんたちといっぱいまぐ愛ってきました。 この3日間は、鳥取市中央図書館の学習コーナーで、若い受験生たちに混じって、朝からお原稿書きに没頭していました。 やはり意識を書き物に集中しているからでしょうか・・どんどんメッセージが降ってきて、とても楽しい吉方旅行になりました。 では、書き下ろしの一部をご供覧しましょう。  人生は春夏秋冬です。  同じ花が代々咲くように、転生しながら人生を繰り返します。  ひとつの人生の中で起こる多くの出会いと別れ、仕事、出来事、病のそれぞれにも春夏秋冬の移ろいがあります。  毎日、毎月、毎年、なにがしかの起承転結たちが輪となり繋がっています。  生きがいのある人は、この起承転結の輪たちがワクワクキラキラと輝いています。  元気な人の起承転結たちは、やはり元気です。もちろん陰陽流転が定めの世の中ですから、悲しいことも悔しいことも腹立たしいことも起こりますが、元気な人は上手に「転」じて、上向きの「結」で次の起承転結へバトンタッチできます。  真夏の暑さにヘロヘロとしなびてしまった夏野菜に夕方、水をたっぷりとやると、翌朝はピーン!と元気になっていますよね。元気な人は、そんな強靱さを持っています。  ひとつの人生を長く生きて、たくさんの起承転結を実体験していくと、それなりの知識と技能を手に入れることができます。この世の処世術です。  真珠のネックレスのように、ひとつひとつの起承転結が粒ぞろいに、美しく妖艶に輝いている人生もあります。  色とりどりのビーズ玉のネックレスも、不ぞろいの形の貝殻が連なったネックレスも、その方の人生の大切なメモリーで、誰にも優劣は付けられません。  人生行路で得られた知識と技能があるので、人生の最初の粒よりも終わりの粒の方が、大きかったり美しかったり輝いていたりします。  これが進歩です。  学びと気づき、知識と技能と経験の上を歩むと進歩できます。  同じ花は代々、同じ花を咲かせます。  同じ虫は代々、同じ卵から同じ虫が生まれます。  進歩は穏やかに進みます。順風満帆に進歩する人生もあります。  幸せな人生、安寧な人生、平和な人生・・・もちろんそんな人生からも、数多くの学びと知恵を得ることができますし、進歩を次の人生へと繋げていくこともできます。  時として突然、大神の雷撃に撃たれたかのように、人生に波瀾万丈の大嵐が襲いかかって来ることがあります。  死病宣告、一家全滅、破産倒産・・・自殺寸前まで追いつめられてしまいます。  神々は嬉々としながら、これまでの学びと気づき、知識と技能と経験を根こそぎ奪い去ってしまいます。  大神の雷撃に撃たれた人間は、最大最悪の困窮と孤独と死の恐怖を味わいます。  奇跡のリンゴの木村秋則さんが「死のう」と決心して、夜の岩木山に登り、首をくくろうとした時に、一本だけ光って見えるドングリの木と出会えました。  同じ奇跡が、雷に打ちのめされた人間にも訪れます。  太陰を極める・・・ジェットコースターのように、どん底まで下り落ちると、次はグググッと急上昇に運気が転じていきます。  これまで生きてきた世界のど真ん中に突如として開いた、真っ暗なトンネルの中を、遙か天上からしっかりと引き上げられていく感覚に驚き、感謝しながら、新しい光あふれる世界へと導かれます。  これが進化の瞬間です。  魚が爬虫類へと、亀が猿へと、その形態がまったく異なってしまうまでに変容するのが進化です。  水中生活を捨てて陸上生活へ、前足を羽に替えて大空へ、卵を捨てて胎児へと・・・どれも大進化です。  今、人間にも進化のチャンスが訪れています。世の中のいたるところに太陰、どん底が出現しています。底なし沼の太陰ですが、ここに飛び込むしか光の世界へは入れません。  古いこの世と新しい光の世界を繋ぐ真っ暗なトンネルは、古い時空相から新しい光の時空相へと自らの波動量子を移行してくれる時空相変換トンネルです。  このトンネルの中で、古い知識と技能と経験はすべて切り捨てられます。  ただひとつ、知恵だけは永遠に変容しないものですから、新しい光の世界へと引き継がれます。  この時空相トンネルをくぐり抜けることを、アセンションと呼ぶ人たちもいます。  このトンネルの入口は、古いこの世の中のさまざまなところに開いています。  一度、このトンネルをくぐり抜けた人には、古いこの世に開くトンネルの入口が見えますが、まだこのトンネルの存在を知らない人たちには、何となく直感的にこれは? と感じ取ることはできても、その入口をはっきりと見定めることは叶いません。  温存された知恵を光の世界で眺めると、これまで以上に明瞭な知恵の姿に触れることができます。  進化すると、古い世界の人間関係も利害関係も、仕事も病も、すべて消え去っていきます。  古い世界では、知恵や愛や美は、神さまの姿で現れました。神さまから愛と美のエネルギーを賜り、神さまの言葉で語られる知恵に耳を傾けました。  光の世界では、知恵と愛と美の本質に、私たちは直接触れることができます。  神さまを介在しなくてもよくなるのです。  古い世界では、神さまの言葉を読み、聞き、語ってきました。  光の世界では、神さまの意識エネルギーや宇宙意識体に直接、触れて、感じ取ることができます。 「光の前世療法」で光との対話をする際にも、これまでは、大いなる光さんが神さまの姿となって患者さんの変性意識の中に現れて、光のメッセージを伝えたり、光のビジョンを見せてくれたりしていました。患者さんの波動と大いなる光さんの波動の乖離を、神さまに介在していただくことでシンクロしてきました。  光の世界では、神さまの介在は不要になります。大いなる光さんから直接、メッセージやビジョンが伝わってきます。それは、わかる、感じる、見える、聞こえる・・・天から降ってくる感覚です。  古い世界では、知恵の神さまが語ってくださる知恵を学び取っていきましたが、光の世界では、知恵の本質に触れることができるので、必要な知恵を一瞬で自分の意識体の中へコピーして、すぐその場で使いこなせるようになります。  病も、光の世界では、自ら病の根本原因に触れて、病の対処法や治療法を病から直接、教わります。身体の声、こころの声、魂の声がはっきりと聞こえてくるので、もう煩悩や我欲に邪魔されることはありません。病になった学びも心身魂と共に考え、気づいていくので、病が再発や再燃することはなくなります。  光の世界の愛は、心身魂が美しくシンクロする愛となります。  古い世界の支配や依存は消え去り、内なる光の輝き、生きがいのベクトル、大いなる天命と天職が放つ波動にシンクロするもの同志が愛しあいます。