2018年1月18日木曜日

ごきげんさん 2018.1.18.

霊障医学 予防篇から  香水や芳香剤やタバコの毒香が年々とてもひどくなっています。 朝のエレベーターや電車バスの車内は毒香地獄です。 この人たちの嗅覚は死んでしまってるなぁ、と悲しくなります。  第一脳神経である嗅覚は、古脳を代表するもので、本能と直結しています。 身体に入れて良いものと悪いものがわかる本能です。 近づいてもよい場所と早く逃げ出さなければ危ない場所を教えてくれる本能です。 肌のあう人や波動がシンクロする人を見分けらるのもこの本能です。  多種多様な化学物質を配合して作られた香りは、とてもメリハリが効いた鮮やかで力強い匂いに感じます。  爽快な幸せ気分、やる気満々な元気な気分、あたたかな癒され気分、包み込まれるような愛情気分・・・嗅神経で吸収された化学物質は、嗅脳から古脳を冒して、ハイテンションな幻覚を味わわせてくれます。 毒香は自律神経やホルモン分泌の中枢を刺激して、イケイケドンドンな精神状態にしてくれます。 
 元気、爽快、楽しい、嬉しい、幸せ、大好き、気持ちいい・・・ポジティブ過剰な幻覚は、とても心地よくしてくれます。 昨日までの辛かったこと、苦しかったこと、悲しかったこと、さびしかったこと、嫌だったことを忘れさせてくれます。  香りの慣れはすぐにやって来ます。 ポジティブでステキな自分を演じるために・・・香毒は強くなっていきます。 やがて・・・ハイテンションをキープし続けていた自律神経とホルモン分泌は、疲れ果ててダウンしてしまうでしょう。 もう香毒では効きません。 底なし沼にはまってしまったような疲労感、脱力感、うつ気分の果てに待っているのは、向精神薬地獄です。  最近、老若男女ともにキレやすい人、ワガママな人、ジコチュウな人が急増しています。 香毒は食毒以上に自律神経やホルモン中枢を直撃する恐ろしい化学毒です。 老若男女の狂気の一因がこの香毒にあることは間違いありません。 
 古脳には生殖本能中枢があります。 香毒に冒されると、生殖本能だけでなく理性までもが狂います。 草食系の若者が増えたのも、チカンやレイプが増えたのも、香毒が古脳を冒したためだとも考えられますし、残酷な乳幼児虐待ができてしまうのも、香毒に冒された古脳の暴虐指令によるものかもしれません。  動物霊や霊障は嗅覚からも入ってきます。 嗅覚が正常の人なら、動物霊が近寄ってくれば何か嫌な臭いや動物臭さに気づけます。 霊障が待ち構えているような所では、急にクシャミを連発したり、涙が出てきたり、鼻の奥がツーンとしたりして、何か変だなと意識させてくれます。 異変に気づいたり意識するだけで、心身を護る生体エネルギー:オーラが瞬時に強化されて霊障を防いでくれます。  香毒に冒された嗅覚は免疫力や防衛力が衰えているので、簡単に動物霊や霊障に古脳への侵入を許してしまいます。 古脳には太古の昔の記憶が残っています。 狸や狐や蛇だった太古の記憶が蘇ってくると、狐憑き、狸男、蛇女と化してしまいます。 霊障が太古の記憶に眠っていた弱肉強食の恐怖を蘇らせると、日々、恐ろしい夢や幻影に襲われてしまいます。 大脳が生み出す幻覚は向精神薬で抑えることができますが、古脳由来の幻覚を抑え込むには大量の向精神薬が必要になり、無為無動の植物状態のような廃人になってしまうことさえあります。  霊障病を予防するには、まず嗅覚を取り戻さなくてはいけません。 「天然素材100%だから大丈夫」に騙されないようにしましょう。 天然素材100%かもしれませんが、pH調節剤や軟化剤、安定剤などの形で様々な化学合成物質が加えられていることがあります。 嗅覚回復の第一歩は香り断ちです。 食毒を排泄するために断食するのと同じ要領です。 季節季節の自然の香りに気づけるようになるには、少なくとも半年から1年は必要でしょう。 香りは味覚とも深く関係しています。 一日1食の少食にしたり週末断食を習慣化すれば、より早く嗅覚も回復してきます。 嗅覚が正常になれば、身体は何を食べたがっているのか? どんな味つけを欲しているのか?も自然とわかるようになります。  そこまで嗅覚が回復してくれば、改めて自分に合った香りを選べるようになります。 身体もこころも喜ぶ香りは動物霊や霊障を寄せつけません。 古来から日本では香を焚きます。 四季折々の自分好みの香を衣服や寝具に焚き込んで楽しんできました。 やんごとなき姫君との運命の再会へと導いてくれるのも裳裾の残り香でした。 かすかな香りだからこそ古脳が活性化されて、直感力や神通力が冴えわたって物語が生まれるのです。  日本は世界に冠たる豊かな色彩の国です。 日本人だからこそ味わえる四季折々の自然を色にしてきました。 香りも同じです。 自然の色毎に香りがあります。 日本人にしか嗅ぎ分けられない精妙な香りです。 そんな豊かな香りの感性を持っていたからこそ、動物霊や霊障の住む霊界に足を踏み入れることなく、長い間、共存しあってこれたのです。 嗅覚はもちろんのこと、あらゆる感性感覚を喪失してしまった現代人が霊界に土足で踏み込み、傍若無人の振る舞いを続けた結果が、さまざまな霊障病をもたらしているのではないでしょうか。  日本にはかろうじてまだ香りの文化が残っています。 自然農法は土の香りを大切にしています。 自然医学も患者さんの香りで病を診ます。 自然の香りの漂うところに霊障はありません。 動物霊や霊障を予防するには「鼻をきかす」のが一番です。