2010年3月10日水曜日

不幸

「感情を恐れないようにするには、感情について知ることである 」

        -- J・オートン(イギリスの劇作家)--

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今、my ブームは、お写真 と 不幸です 。
今朝、やって来た言葉(上)は、そのまま・・・
「不幸を恐れないようにするには、不幸について知ることである」と続いて、
これは、今朝の神さまとのはみがき対話のお応え そのものでした。

これまで、神さまとの野球拳で、エゴ&きずながどんどん剥ぎ取られて、もうスッポンポンのどん底じゃん! かんべんしておくんなはれ〜 だったけど。

裸になると五感も六感も蘇ってきて、
小さな小さな幸せが毎日、そこにもここにも落ちてるのがうれしくて、ありがたくて。
だから、不幸って思うことはなかったのでした。
不幸って思っていると、引き寄せちゃうしね・・なんて、わかったやうなことを言ってましたよね。

そしたら、神さまが(これは誰が悪いとかじゃなくって、もう神業としか思えないのですけど)八歩塞がり&四面楚歌&絶体絶命な「不幸」に陥れてくれたわけです。例によって、自分の一番弱いところを突いて。

不幸って思わなかったし、アイ アム 不幸だ なんて言わなかったけど、それじゃぁ ヨイ子ちゃんなだけ だったわけです。
お子ちゃま世界でわかったつもり・・・ちょいと恥ずかしぃ・・・

不幸自慢は病院待合いの病気自慢大会と同じムジナですよ。

お子ちゃまを卒業して、でも、まだ神さまにはなれない、なりたくない、そんな Mr.Childrenになれると、アイ アム 不幸だ と笑えるのですね。
はにかみながら、ちょい照れながら。
ま〜た荷物が増えちゃったよ、まいった、まいった・・ヨッコイショ なんてね。

重く背負ったリュックの中には、ガラクタばっかりだけど。
宝物もあったけど、色あせたり凹んだり壊れたりしてるんだ。ごめんね。
いつか神さまの前でこのリュックをひっくり返した時、
神さまたちと大笑いしたいものです。
何 大切に持っていたんだろうねぇ・・・アホ(関東の方は バカ)ちゃう?
はっはっはっ(・・・ふっ・・・)

ねっ、わかったでしょう。
何かを大切に持ってるから、不幸だし幸せなんです。
時間のある世界で生きている限りは、サビつくし、腐ってくるのにね。
何かを大切に持っていたいから、不幸が怖い、幸せになりたい。
ホントはガラクタだと気づいているだけど。こころの奥のどっかでは。

じゃぁ、この世に生きてるのはなんで? なんで?
ちっぽけで小さな幸せを見つけたときの ありがとう & ラッキ〜
ありゃりゃぁ 不幸を引いてしもうたぁときの ごめんなさい & ドツボ〜
そんな光と影がキラキラしている今が美しいから、生きてる=見てる=感動してるわけなんですね。

風が水面を揺らして、お日さまがキラキラしてる あの感じ。

そう、お日さま(光さん)は 光そのもの。
鏡のやうな湖面に映ったお日さまも美だけど。
水面に揺れるお日さまキラキラはもっと美のやうに思えるわたし。
だから、わたしは水面に風をふっ〜としちゃうのですね。
影を作るために。光を輝かせるために。
幸せも不幸もわたしなりの美の表現なわけです。
この人生というキャンパスに、思うがままに、誰に遠慮するでもなく、自由自在に美を描いているのですね。


幸*不幸の二元性から生じる3元性が 美 (∬幸*不幸=美)
宗教家も医者も教師も、絵の先生みたいなものでしょう。
何を描いたらいいのかわからない人へ
どう描いたらいいのかつまずいてる人へ
もっと何かが描き切れないと倒れ込んでいる人へ

どうアドバイスしていくのか
どう接していくのか
真価が問われるわけです。

代りに描いてあげる人もいるでしょう(絵を買わしちゃうヤツもいるし)
こう描きなさい! としかりつける人もいるでしょう
それじゃダメだ あれもダメだ ダメだ ダメだ の人もいるでしょう
いいよ いいよ いいですよ いいねぇ な人もいるでしょう(で何がいいんだ? 教えてよ)

目の前に花が咲いていて or 富士山があって さて、
この人はこの美をどのように表現しようとしているのでしょうね
この人はこの美をどのように美と感じてるんでしょうね
ほうほう、そういう描き方もありますよね
だったら、こうしてみてはいかが?
こういうのはどうですか?
そんな同じ目線から一緒に ひらめき合える 先生でありたいものです。
(でも、わたしはその描き方は嫌いです と言える自信が凛々しさなんでしょう)
すると、やっぱり、幸も不幸も (乗り越えるのではないですよ)飲み込んじゃって、美に目覚めなけりゃぁ 坊主にも先生にもなれないわけです。

西行花伝しかり
風姿花伝しかり

今の善きときに、日本に生まれてきた意味もここにあります。