2011年11月17日木曜日

おはようさん 2011.1.17.

雪の便りが北国から聞こえてきますが、
大阪は青空に包まれています。
寒くなってきたけど、古都の紅葉便りは、まだ色づきはじめたばかり。
町は一足早く、クリスマスの赤色に染まっていて、
おせちのパンフレットも紅白かまぼこや祝いエビで赤く燃えています。
冬の色って、白と赤かな。
みんな素直な純白のこころに、あたたかい炎を灯したいのですね。


かっこさんの「手をつなげば、あたたかい。」を読みながら、先日の朝、降ってきたイメージがあります。
来年の日本脳神経外科学会総会のポスターセッションで、
レッツチャットのデモをしてるイメージです。
演題は「意識伝達装置の現状」とか「脳幹出血後の意識伝達リハビリ」とか・・・
(固い題名にしないと受け付けてくれないからね)

ポスターの前で、車イスの宮ぷ~さんとかっこさんにレッツチャットを実際に使ってもらって。
足を止めてくれた先生方に宮ぷ~さんが直接話しかけたり、先生方の質問に宮ぷ~さんが答えたりしてもらって。
全国の脳外科や救急医学の教授から第一線病院で働いてる先生方のほとんどが日本中からやって来る総会だから、レッツチャットのことを知ってもらうのに、すごいインパクトがありますよね。
脳外科医も救急医も99%レッツチャットを知りません。
だけど、日本中の脳幹出血を治療してるのは彼らだから、
確かに1ヶ月後に生き残ってる人は少ないけど、
でも、だからこそ、宮ぷ~さんみたいに峠を越えた人たちに「意識が戻ってるんじゃないか?」「何かを伝えようとしてるんじゃないか?」って先生方にちょっとでも思って欲しいのです。
パネルには、宮ぷ~さんの脳幹出血発症時のCT or MRI写真一枚だけで十分。
みんな専門医の先生方だから、それだけでわかる。
こりゃダメだ・・・の写真の前に、車イスに座って、レッツチャットで対話してる宮ぷ~さんが笑ってる。。。
きっと、日本の脳幹出血の患者さんたちをものすご~く救えますよね。
今だけじゃなく、未来の患者さんたちをみんな救えるんだ!と思います。
脳幹出血で救急搬送されてきた患者さんの家族が一番知りたいこと「助かるの?」「助かったら、どうなるの?」に、今までは教科書的に、かっこさんが聞いた返事や情報しか返ってこなかったけど、
宮ぷ~さんの姿を見た先生方の何人かでもいいから、狼狽する家族さんに「助かる確率は一割だけど、後遺症も残るけど、でも、意識が戻って車イスに乗ってがんばってる患者さんを見たことがあります。だから、気持ちをしっかり持って、一緒にがんばりましょう」って、はげますように、光の方へと導いてあげて欲しいのです。
そう思うと、宮ぷ~さんには大変だけど、もう一度死ぬ気でがんばってもらいたいなって思っています。宮ぷ〜さんは、一度死んだから、もう死なないけどね(^_-)-☆

医学会は左脳の権化だから、さまざまな難関障壁が待ってると思います。
宮ぷ~さんだって、丸一日、車イスで過ごせるようにがんばってもらわないといけないけど、でも、目標ができると絶対に大丈夫です。きっともっともっとよくなると思います。
気管切開も閉じて、イスに立ったり座ったりしてるかもしれない。
トイレにも歩いて行けてるかもしれない。
きっと歩いてますよ、一年後には。
目標があると、人生って必ずうまくいくようにできてますから。
(引き寄せの法則でも宇宙の法則でもな〜んでもいいの。その通りだから)

宮ぷ~さんはすごくたくさんの人たちに支えてもらっています。
今度は宮ぷ~さんが日本中の未来の脳幹出血の人たち&家族さんを救う番です。
紙屋先生も誘って、日本脳外科総会へ乗り込みましょう!

来年の日本脳神経外科学会総会は、2012年10月17日~19日 大阪です。


そんなことをかっこさんにごり押ししちゃいました。
あとは祈りとヤル気です。
特に宮ぷ〜さんが、自分のためのリハビリから、世のため人のためにがんばるぞ! 脳幹出血の患者さんと家族さんたちの希望の星になるんだ!って使命感に後押しされたリハビリにシフトすれば、もっともっと改善していくでしょう。
(A) 自分のためにがんばること。
(B) 家族や友だち、知り合いのためにがんばること。
(C) どこの誰だかわからないけど、未来のいつかの誰かのためにがんばること。
ウルトラCの使命をいただいた宮ぷ〜さんって、なんて幸せなんでしょう。

・かっこさんは平日お休みが取れない。
・宮ぷ〜さんの気切チューブは抜かないって主治医の先生は宣言してる。
・医者や看護師でないと、学会会場に入れない?
・ポスターセッションだから、本人のプレゼンなんてダメ?
・こういう演題は受け付けない?
・脳外科学会から破門されて専門医も取り消される?
・・・・左脳的現実で検索すると、すでに超難関がアルプスのように立ちはだかってますけど、
なぜか、大丈夫、と感じています。
今は、宮ぷ〜さんとかっこさんのスイッチが入ることを祈るばかりです。
そして、みなさんのご声援、よろしくお願いいたします。