2011年11月11日金曜日

おはようさん 2011.11.11.

今日は 111111 ですね。
何でも一番!な時代から、
みんなの一番を持ちよって、分かちあって、伸ばしあっていく新しい時代の幕開けの日です。

誰にだって一番!はあります。
昨日までは、
目に見えること、耳でわかること、手で触れること、口で味わえること・・・五感がすべての基準で、
立てること、歩けること、走れること・・・猿より偉いのが当たり前の時代でした。
基準があり、競争があるから、一番はひとりだけ。
勝者は一人だけの時代の終わりにはいつも、悲しさ、さびしさ、悔しさ・・・が満ちあふれていました。
イーリアスやオデッセイがどこか哀愁に染まっているのは、超えることのできなかった人間のサガだったのでしょう。
女性が、黒人が、障害者が辱められてきた時代が次々に光で充たされてきたのは、この100年の話です。
特に、障害者にも、否、障害者だからこそ、みんな各々にびっくり&ステキな一番があるということに気づいたのは、ここ数年です。
左脳の権化であるデジタル&ITが超高度に進化すればするほど、今までの常識だけでは左脳世界を制御できないことに気づき始めたクリエイターたちが世界をリードし始めました。
Jobsさんがあれほどまでに世界中で信奉された「事実」は、左脳世界が右脳世界、感性や共感との合一を切実に求めている証です。
日本は世界のお手本です。世界もすぐに超高齢化社会になります。
障害者にやさしい社会、障害者とそうでない人たちとの差が、男女の差、黒白黄の肌色の差と同じように気にならない社会になります。
なぜ?
昨日までの障害者だと決めつけていた判断基準を老人に当てはめてみると・・・わかりますよね。
だから、新しい時代をリードしていきたかったら、障害のある人に尋ねてみましょう。
この商品・企画はどうですか?  このシステムはどうですか? etc.
要領の得ない答えが返ってくるようでは時代遅れです。
プレゼンが悪いか、そのもの自体がわかりにくいからです。
障害者はビックリ仰天するようなアイデアを出してくれます。
障害があるから、常識や競争に踏み荒らされることがないとも考えられます。
だからこそ、障害者は、人間が誰でも持っている原始脳から沸き上がってくる感性や共感力で、誰も思いつかなかったけど、それ!すごいよ!とってもいいんじゃない!なアイデアを出してくれます。がんばらずに、いつも通りに。
それは言葉やジェスチャーでは読み取れないアイデアかもしれません。
遷延性意識障害だと「植物状態」だから植物を育てるように栄養と水だけやっておけばよい。植物に意思などあるわけがない。仮にあったとしても、それは空腹や暑い寒いくらいだろう。。。
発達障害の子供だと、意味ない絵を描いてる、意味ないことを繰り返してるだけ、そんな知能はないよ。社会適応はムリです。。。
それは昨日までのお話です。
遷延性意識障害の患者さんの枕元にiPodやiPadを置いて上げたらどうでしょう?
f MRIやトポグラフィ、最新型脳波計などを駆使すれば、患者さんがどうして欲しいか、どこをどうしたらもっと使えるようになるか・・・のアイデアを読み取ることができるかもしれません。
発達障害の子供たちは、今のiPodやiPadでも楽々使いこなしてしまいますが、さらに想像もつかないような使い方やアイデアを見せてくれるでしょう。

古い時代は中心となる平均があって、標準偏差内の人たちが正常で普通で常識でした。それ以外は異端、異常、落第で隔離&切り捨てられてきました。
111111な新しい時代は感性&共感の時代です。うれしい、楽しい、面白い、美しい・・・が高まり、分かちあえることに価値がシフトします。
囲い込みの幸せから、和・輪・笑の幸せな世界へと脱皮していきます。
障害者の写真家や建築家やソムリエ、発達障害の影像ディレクターや音楽監督や料理人・・・
ワクワクしてきますね。生きている限り、可能性はイマジネーションすればするほど拡がっていきます。
私たちが生きている宇宙では、エネルギー保存の法則は最も基本的な物理法則です。
五体満足の何かを失ったら、他の何かが一番になっています。
これまでは五感や物質でないとわからなかっただけです。空気を知らなかった時代のようですね。だから、飛べなかった。
感性と共感でわかる何かがわかってくると、誰もが一番を持っているのがわかります。
自分はこれが天職だよって自信がわいてきます。
神さま・光さん・宇宙 etc.からパワーとアイデアが降ってくるのがわかるので、感謝と分かちあいの気持ちで充たされます。
生かされているんだ、だから生きようってこころ踊ります。愛したくて愛したくてウズウズしちゃいます。
111111な新しい世界、もうワクワクしちゃいますよね。
みんなが笑顔、みんなが先生、だからみんなにやさしい世界。
そんな世界の方へと進んでいきましょう。ご一緒に。