2012年3月18日日曜日

おはようさん 2012.3.18.

春香がうれしい小雨の大阪です。

足下から視線をちょいと見上げてみると、
梅、桜、新緑の元気道が続いているでしょう。

春は青春の美しさ。

美しさって何でしょう? どこから来るのかな?

大きく強いは、動物だちの美しさ。
子孫繁栄のために、大きく強いモノがステキに見えるのでしょう。
オス同士が戦っている姿を残酷と見るのか、美しいと見るのか・・
もうそれは動物遺伝子に込められている天地自然な想いです。
コロシアムで殺し合わなくても、アスリートの躍動美に心躍る瞬間、
私たちの動物遺伝子がオンになって、何億年分の勝利&祝福エネルギーと繋がります。
強く大きくなりたい、強く大きな人が好き。
身を滅ぼすことが分かっていても、時には逆らえない快感世界です。

色とりどりの美しさ。
より美しく見えるように・・・
着飾りましょう。
そのためには、モノもお金もいっぱい必要です。
金・銀・パール・・・
古い世界では、モノとお金が美しさを飲み込んで、
権威・大衆・文化・・・
既製品の美しさを巻き散らかしていました。
創造しようとすると壊れてしまう美。
ひっくり返してみると何もない美。
虹色のカーネーションの世界です。

人の使命。それは、新しい美の世界を創ることです。
大きく強い。
多く偉い。
そんなXY軸とは別次元の美のZ軸を創造することです。
平面だった世界がスペースになります。
美を創造すればするほど、スペースは無限に拡がっていきます。
(美のZ軸:美Zと呼びましょう)

花の中に、動物の目の中に、ちゃんとその美Zはありました。
古い世界では、美Zを押し花のように、XY平面に押し込めていたから、見えなかっただけです。
花はただ咲いています。
咲くことが嬉しいように「きれいでしょう!」ってはしゃいでいます。
誰より・何よりの「より」はありません。
ただ咲いて、「今」を歓喜しています。
そこから美Zをどのように、どんな形で汲み上げてくるのか、それが美の創造です。
汲み上げられた美Zは、人を元気にします。幸せにします。笑顔にします。愛で充たしてくれます。
誰かを助けたいから、喜ばせたいから、愛したいから・・・の呪文呪縛なんかありません。
ただ、喜んで咲いていたら、みんなも誰かも笑ってくれたよ。
それが美Zです。

動物の目の美Zは「大好き」です。
誰より・〜だから、なんてなかった、青春から湧きあがってくる「大好き」です。
手も握れない、瞳も合わせられない、二人きりになると逃げ出してしまう・・あの「大好き」です。
生まれたての赤ちゃんがお母さん・お父さんを見つめる「大好き」も美Zです。
ソウルメイト・輪廻転生なんか関係ない「大好き」です。
人がまわりが、世界中の人が何と言おうと「大好き」なのが美Zです。

神さまに「どうして宇宙を創ったのですか?」「なぜ人間を創ったのですか?」と尋ねたら、きっとこう答えるでしょう。
「大好きだから」
美Zは、神さまのベクトルです。
だから、世界は美しいのです。もっともっと美しくなっていきますよ。