2012年3月12日月曜日

おはようさん 2012.3.12.

震災から1年の祈りの日が過ぎて、今日12日は東大寺お水取り。春本番がやって来ます。
土日のTVやニュースは震災番組ばかりで、心身症の悪化した患者さんも多かったようです。
311、天皇陛下もできるだけの想いを慰霊の言葉に入れてくださいました。
戦後、昭和天皇も今の陛下も、この国の民を守る、みんなの幸せを祈り続けてくださっています。
国を守る。それは一部の人たち、財閥や官僚の既得権益・権力を守るという意味にすり替わってしまって、奈落の戦争になってしまったことを、痛切に感じられ、こころの奥底で何かを誓われたからでしょう。
震災から1年。亡くなった方々は19000人あまり。その何十倍もの被災・避難した民草を我欲で踏みにじりながら闊歩する物の怪たちに、穏やかではありますが、力強い天声を発せられたように感じました。
草薙剣を抜かれることはなかったけれど(←ホントは期待してたけど)、美しき日本を汚すな!民の笑顔を守れ!の精一杯のこころ声が響き渡りました。
天の斑駒の耳振立て聞食せと・・・狭心症を悪化させるほどの陛下の心労は、この1年間に渡る天皇としての天命と現実とのジレンマにあったのではないかと推察もし、だからこそ、昨日の陛下のお言葉に、未来の善き可能性を確信しました。


昨日311生まれの人もたくさんいます。
twitterでも「自粛なんか必要ないよ。あなたの誕生日なんだから、思いっきりお祝いしましょう」という声ばかりでした。
そのうちのひとりに篠田麻里子ちゃんがいます。
昨日で26才。
そんな彼女のDiaryに、脱帽しました。
日本の若者たちは大丈夫だ、未来を託せるぞって、こころから思いました。
任せられる人たちがいるってことは、自分がやるべきこと、したかったことに全力で進んでいけるってことです。善循環がパワーアップします。
日本はバルブもその崩壊も、長い低迷期も、世界に先駆けて体験してきました。
この1年の震災体験も、世界の手本となるべくして起こったことだと思います。
若者たちが静かに立ち上がり、長老たちは任せ、譲り、手放して、新たな境地を開拓していく。
地球世界の新たな幕開けを感じさせる一日でした。


from 篠田麻里子Diaryから

一年前の今日大自然の怖さを改めて感じました。
大自然の脅威の中、今ただ生きているということだけでも奇蹟だと思います。


初めて私が被災地訪問したのが五月でした。


団体で押し掛けて迷惑なんじゃないか、邪魔になるんじゃないか、不安でした。

でも隣町からもAKBライブを見に来てくれる方達がいてたくさんいて本当に喜んでくれて行ってよかった、もっと早く行けばよかった、私達が行くことでこんなにも喜んでくれるんだと。胸が熱くなりました。



一年たった今復興への課題がたくさんあります


そして困難もあると思います

少しでもポジティブに生きられたら考えられたらいいなと思います。
先日この言葉がいいなと思いました。
その言葉は「あおいくま(青い熊)」です。

あせるな
おこるな
いばるな
くさるな
まけるな

笑って前を向いて楽しく生きていけたら素敵だと思います。

この一年私にとってもすごく考えさせられました。
でもこれは私の生涯の使命です。
神様に指名されて、世の中の役に立てと言われているような気がします。


この日に生まれたことに誇りを持つとともに多くの方が被害にあわれたこと、まだまだ復興に向け風化させてはいけないこと
明日からも一日も早い復興を願います。

震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。