2012年4月13日金曜日

おはようさん 201204.13.

ソメイヨシノが一気に満開になった今週が過ぎていき、来週は通り抜けの桜色に染まる大阪です。
梅も桜も冬枯れの木に一斉に花咲きます。
新しい生命の息吹。新しいスタート。
みんなの夢も人生も満開に花咲きそうな予感がします。
桜の下で深呼吸すると、フレッシュな元気の香りがしてきます。
桜の下ではみんな、ニコニコ笑顔です。
だからみんな、桜が好きなのかな。
万博の夜桜さんを撮りながら、そんなことを太陽の塔とお話してました。


生まれてくる環境・境遇や人間関係は選べません。
生まれてくる前に、みんな&神さまと人生計画してくるからだよ、って古いスピリチュアルな世界では言います。
草木の種は、風に乗って、動物に運ばれて、土に落ちて芽生えます。
種には選びようのない、大宇宙からの天命のようにも思えます。
だからずっと、一生その運命を受け入れ、耐え忍ばなければならない。
なぜなら、因果応報だから。それが、輪廻転生だから。
古いスピリチュアルが宗教に飲み込まれてしまったのは、仕方ないことでした。

羽曳野の二子塚古墳をワンコと散歩していて、春になったら綺麗な桜が咲くだろうな、マイ秘密の花園や、ってワクワクしてました。
先日、勇んで行ってみると、なんだか貧相な満開で。。。なんでやろう?
桜の名所は、一年を通じて、しっかり手入れされています。
京の紅葉といえば永観堂だけど、あのお寺の土作りはさすがです。
そうです、綺麗な花を咲かせるには、土作りが大切なのです。

二子塚古墳は手入れされてるようには見えませんでした。
桜や紅葉の名所はどこも入念に手入れされています。
キーワードは土ですね。

日本中のソメイヨシノは同じルーツのDNAを持っています。
すべて接ぎ木、挿し木で命を紡ぎます。
人の人生も同じですね。
みんな、光の子。
どの光も大いなるワンネスの光さんと同じ。
そんな光の種がありとあらゆるところに蒔かれて、人生が始まります。
どこに蒔かれるのか、どんなところに芽生えるのかは、いくら魂が決めてきたからっと言っても、人生を歩んでいる生身の自分ではどうしようもありません。
恨んだり、嘆いたり、嫉妬したりしても、何も変わらず、生きていかなくてはなりません。
それでも、光さんはいつも、誰にでも言います。
「今を楽しみなさい」

今を楽しむこと。それは生きていることを楽しむことです。光の芽を大きく強く育て上げる土となるのが「今を楽しむ」です。
楽しむこととは、快楽や満足、優越感や勝利の喜びだけではありません。
そんなお楽しみは、速効性の化学肥料みたいなもの。パッと花咲くけど、次はありません。
美しい大輪の花を次から次へと咲かせる肥沃な土を作るには、多種多様の楽しみを混ぜ込んで、じっくり熟成させたらよさそうです。
失敗や挫折は、善き腐葉土となってくれそうです。
チャレンジは、神さまもびっくり仰天な化学変化を起こしてくれそうです。
世のため人のため、誰かのためにという想いは、善玉微生物となって土を柔らかく優しくしてくれそうです。
がんばる、努力、あきらめない根性は、力強さパワーに満ちあふれた土にしてくれそうです。
土作りしてる人たちとは生き方ベクトルが同じだから、土の交換ができます。いろんな人の土を混ぜ合わせると、天地自然のさまざまな変化にも臨機応変できます。光さんの愛:許し・認め・信じる力が広がります。

どんな花が咲くのだろうってワクワク&ドキドキするのが人生を楽しむこと、生きがいです。
花はこうでなければならない、こんな花はダメだ、こんな花じゃないと嫌だ・・・
こんな花になってください、あんな花がいいよね、最高の花になぁれ・・・
せっかく善き土に育っても、呪縛でがんじがらめにしちゃうと、お楽しみは半減です。
大空に向かって自由に羽ばたくように花を咲かせたいな。
どんな花が咲くのだろう・・神さまたちも興味津々で集まってきたよ。
彩りあふれた人生、善き運気に恵まれた人生って、そんな花咲く人生だと思います。
みんな、種は同じ。光の種。
どんな花を咲かせるのか? それは人生の土次第。
計画通りに進んでいる人生を神さまたちは見守るだけ。
失敗・挫折を乗り越えて、チャレンジして、努力して、善きことを分かち合う人生には、八百万の神さまたちが集まってきて、まるで甲子園です。
神さまたちにも何が起こるかわからない人生。
神さまたちが手に汗握ってハラハラ&ドキドキする人生。
新しい光の世界は、ワクワクな日々を楽しんでいる神さまたちと人間たちの笑い声でいっぱいですよ。